何気ない言葉が子どもの行動を制限している

「どうして、うちの子はお友だち作りが下手なのかしら?」

「何故、我が子は、身の回りの自然や環境に興味関心が薄いのかしら?」

「うちの子、どうしてこうも、積極性に欠けているのかしら?」

など、子どもに関して、さまざまな想いを持っておられる親御さん方へ、

それは、もしかすれば、日常の親の何気なく発している言葉、

あるいは子どものためを思って言っている言葉が、

子どもをそうさせているのかもしれません。

 

子どもは、お母さんが大好きです。

お母さんの持っているもの、使っているもの、触っているもの、

そして行動、全てに興味を持ちます。

そして、お母さんが言う言葉一つひとつが、心に残っています。

親はそれほど、気に留めず、

何気なく言った言葉でも、

子どもは、大きく心に残る場合があります。

 

まして、親の口癖で、

毎日繰り返し聞いている言葉があれば、

それが子どもの行動や、考え方全てに

影響を与えているのは言うまでもありません。

 

例えば、

新しいクラスメイトに

「こんにちは!」と声をかけ、直ぐにお友だちになれる子、

 お友だちをつくるのに、時間がかかる子、

 それらは、気質的な違いを無視することはできませんが、

 親が日ごろから、子どもにかけている言葉が大きな影響を与えているのです。

 

「知らない人には気をつけなさい」と、いう言葉をかけているか

「お友だち、いっぱいできればいいね」と声をかけているか。

あなたはどちらの言葉をよく口にするでしょうか?


例えば、

道を歩いていて、綺麗なお花を見た時、

足を止め、しゃがみこんで、

「きれい!」と感動し、

触り、花弁や葉っぱの感触を知り、

香りをかいで、「いい香り~」と、感じる子ども。

脇目も振らず、黙々と目的地に向かって歩く子ども。

 

「サッサと歩きなさい!」「寄り道はダメよ!」と、いつも言っているか、

わ~!綺麗なお花が咲いているわ」「風の音がピューピュー言ってるわね」

と、自然環境に気持ちを向けた言葉を発しているか。

あなたはどちらの言葉をよく口にするでしょうか?


もちろん、危険がどこに潜んでいるか分からない昨今ですので、

親は、子どもの安全や躾の面から、

「子どものためを思って」

知らない人への警戒や、寄り道をせず、帰宅することを教えなければなりません。


 その辺りの「さじ加減」は、非常に難しいですが、

そこは、毎日子どもを見ている親御さんの判断ということになります。

その判断については、また別の機会に記事にしますね。

 

もし今、子どもに対して、

「どうしてうちの子、〇〇なんだろう」

「もっと、△△する子になってくれればいいのに…」

なんて、感じている親御さんがおられたら、

日頃の自分の言動を振り返ってみてください。

 

子どものためを思って言っている言葉、

何気なくかけている日々の言葉が、

子どもの行動に制限をかけていたり、

伸びようとしている芽の妨げになっていることもあるのです。

                                     「子育て親育ち」田宮由美
 女児シャボン玉


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