「子どもの権利条約」涙も意見表明権の一つ

「子どもの話を聴く」「傾聴」って、

子どもに接するとき、とても大切なことですね。  

でも、この「子どもの話を聴く」ってどういう事なんでしょうか?

 

子どもに、「どう思ってるの?」

「理由を言ってごらんなさい」

「さぁ~聴いてあげるから、話して…」と言ったら、

子どもはスラスラ話すのでしょうか…  

 

中には話せる子もいるかもしれませんが、

何も言えない子も多いと思います。

 

子どもは思っていること、感じていることを

うまく言葉にできないこともあります。  

 

「子どもの権利条約」ってご存知でしょうか?

 

1989年11月20日 国連第44回総会において

「子どもの権利条約」は、採択され、

1994年5月22日本国内批准・発効されました。

前文からはじまって、54の条約があります。

これは194か国施行されている中、

日本は158番目に施行されたそうです。

 

  そして、私が特に考えさせられたのは、

英語から日本語への「訳」についてです。

 

  The right to express those views という文節を

「意見表明権」と訳されています。  

子どもは意見を表明する権利がある、ということですね。

子どもって、きちんと意見が言えるのでしょうか…

もちろん、言える子どももいます。

 

ですが、幼い子どもや、何か心に大きな悩みを持った子どもほど、

言葉にするのが難しい事が多いと私は思います。  

それに「意見」は普通 opinion を使いますね。

日本では、病院で治療を受ける時 セカンドオピニオンとかに聞くオピニオンです。  

 

ですが、この原文は views ビューを使ってあります。

日本では、海の見える眺めの時とかに使う シーサイドビューのビューです。  

ビューって一般的に眺めとか視野って意味ですよね…

 

この場合、子どもからの眺め つまり、

これって 子どものはっきりした意見だけでなく、

子どものつぶやき、涙、沈黙などすべてを含む

子どもからのメッセージってことではないのでしょうか…  

 

大人は子どもが言葉にする意見だけでなく、

言葉にならない声もしっかり聴かなければならない、

又子どもはそれらを聴いてもらえる権利があるっていう 意味ではないでしょうか。

 

子どもの「言葉にならない声」を

大人は心でしいかり受け止めてあげたいですね。

                                       「子育て親育ち」田宮由美

 

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