幼少期の苦労が生涯の忍耐力を決める

小学生の頃、学校の図書室に

「伝記」という棚がありました。

興味を持って読んでいたことを懐かしく思い出します。

 

そこで、私は

偉人と言われる人には

ある共通点があることを感じていました。

 

その生涯は、

幼い頃、貧しい家庭で育っていたり、

大病を患ったり、

事故に遭ったり

とにかく苦労が多い幼少期をすごしている。

 

そしてその逆境を乗り越え、

やがて大業を成し、世の中の為になることを行ったり、

人生を成功させる。

 

ほぼ、この展開になっていることが多いです。

 

「かわいい子には旅をさせろ」という諺があります。

これは、本当に旅に出すのではなく、

苦労をさせろ、という例えです。

 

 

つまり、幼い頃に、

苦労を味あわせ、

「自分の思い通りにはいかない」ということを

充分に体感させることが大切だという教えですね。


では、

苦労させ、辛い思いをさせればいいのかと、いう事でしたら、

親に虐待されている子どもはどうでしょう。

 

幼少期、養育者に虐待を受けて育った子供が将来

望んだ道に進めたり、

人生に花開くことは、極めて少ないのではないでしょうか…。

 

 親に虐待を受けている子も

思い通りにならない現実、

苦しい、辛い思いを体感しているはずです。

 

 

この違いは、どこにあるのでしょうか。

 

それは、

親の愛情が根底にあるか、無いか、

その違いだと私は思っています。

 

親に愛情をかけてもらえなかった子は

自分の存在を否定されているように感じるでしょう。

逆境に立った時、

自分自身を信じる力が弱くなってしまうのです。

 

 

一方、

将来花開く人生を送る子どもの親は

貧しく、自分が食べなくても子どもに分け与えたり、

昼夜を問わず働き、苦労して子どもを育てます。

 

それを見て育つ子どもは、

「逆境に立った時も、踏ん張る力」を自然と身に付けていきます。

 

 

親の背中を見てきて、「我慢すること」「踏ん張ること」

を学んできているからです。

 

有名なフランスの思想家で教育家でもあるルソーの言葉に

「子どもを必ず不幸にするには、

子どもが欲しがるものを全て与えることだ」と言っています。

 

欲する物を全て簡単に親が用意し、与えていれば、

子どもは、我慢することや耐えること、努力して何かを手に入れることを

学ぶ機会を与えられません。

 

 

大人になって、壁に突き当たると、

その乗り越え方が分からないのです。

思い通りになら無い時、我慢する力が充分に培われていないと、

当然、その壁は乗り越えられません。

 

 

 

「子どもには、包み込むような愛情を持って

そして贅沢をさせず、

転ばぬ先の杖を親が出し過ぎず、

何でも自分で苦労して手に入れさせる」

 

そのような育て方が

将来、子どもを開花させるでしょう。

 

親が少しの意識を持てば、

出来そうですね。

 


「子育ち親育ち」田宮由美HP

 

 

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